イメージはOSとアプリケーションを含んでおり、インスタンスのルートブロックストレージ作成に使用されます。 NHN Cloudではさまざまなオペレーションシステムとアプリケーションがインストールされたイメージをパブリックイメージとして提供しています。同時にユーザーがカスタマイズした環境をプライベートイメージとして保存し、テンプレートとして利用することもできます。
インスタンスのルートブロックストレージはイメージをベースに生成され、ユーザーの設定によってサイズを調節できます。ただし、ルートブロックストレージサイズはイメージのサイズ以上でのみ調節できます。
NHN Cloudイメージの特徴は次のとおりです。
イメージは大きく3つに区分されます。
NHN Cloudは個人イメージのアップロードをサポートしません。
NHN Cloudで提供するイメージです。このイメージには仮想ハードウェアを最適に利用するようにオペレーションシステムがインストールされています。またお客様のサービスとアプリケーションで安心して使用できるように基本的なセキュリティー設定がされています。
NHN Cloudは現在CentOS、 Debian、 UbuntuとWindowsを提供しています。詳細な提供オペレーションシステムバージョンはNHN Cloudサービス紹介を参照してください。
一部イメージにはアプリケーションをインストールしてあるので、より迅速にサービスを構築できます。今後ユーザーの要望に応じてさまざまなアプリケーションを構築したパブリックイメージを提供する予定です。
パブリックイメージを起動したインスタンスをユーザーがカスタマイズし、保存したイメージです。ユーザー自身が使用するサービスやアプリケーションに合わせて新たなアプリケーションのインストールや、各種オペレーションシステムの設定を変更し、プライベートイメージとして保存しておくことができます。
プライベートイメージはサービス増設に役立てられます。サービスを増設するためにパブリックイメージで新たなインスタンスを生成してサービスをインストールするには多くの時間がかかります。毎回面倒なインストール作業を繰り返すことなく、サービスに使用するイメージをあらかじめプライベートイメージで作成してインスタンス生成の際に使用するなら、サービスの負荷の急増に対し、さらに迅速に対処することができます。
プライベートイメージはImageサービスまたはComputeサービスの追加機能を利用して簡単に生成できます。詳細なイメージ生成方法はイメージコンソール使用ガイドやインスタンスコンソール使用ガイドを参照してください。
他のプロジェクトと共有中のイメージです。ユーザーは、自身が属するプロジェクトのイメージを自身が属する他のプロジェクトと共有するように設定できます。
他のプロジェクトから共有されたイメージは、再共有できません。
イメージは生成した瞬間から生成したブロックストレージサイズ分、課金されます。