Log & Crash Searchは、次のような順序で使用できます。
コンソールに接続し、左側メニューを利用して組織(Organization)とプロジェクト(Project)を選択します。組織やプロジェクトがない場合は、作成する必要があります。 - 左側メニューからORGANIZATION > PROJECTをクリックします。
組織とプロジェクトの作成方法はNHN Cloudコンソール使用ガイドを参照してください。
プロジェクト(Project)を選択した状態で、画面上部にあるサービス選択ボタンをクリックして、Data & Analyticsの下Log & Crash Searchをクリックします。サービスが有効になると、サービス名の横に選択(v)表示が現れます。
[参考]
サービスを有効にした後は、約5分後から転送できます。
Log & Crash Searchが有効になると、左側メニューにData & Analytics > Log & Crash Searchメニューが現れ、Appkeyが作成されます。
ログを転送するには、Appkeyを確認する必要があります。
ログを転送するには、Log & Crash Search SDKが必要です。 SDKはNHN Cloud DownloadsページのData & Analytics > Log & Crash Searchでダウンロードできます。
[参考]
SDK使用時に、クラッシュログと一緒に送信されるセッションログは検索画面に表示されません。 セッションログの送信時、リソース提供ポリシーの日次ログ件数提供量には他のログと同じように合算して反映されますが、API呼び出し料金には反映されません。
転送したログをLog Search機能を利用して検索してみましょう。
ログ検索画面は、次のように構成されています。
項目 | 説明 |
---|---|
検索クエリー入力 | クエリーフィールド検索はLucene文法を使用できます。 (参照:https://docs.toast.com/ko/Data%20&%20Analytics/Log%20&%20Crash%20Search/ko/lucene-query-guide/) |
検索対象期間 | 検索クエリーの期間条件を設定できます。 |
ログ検索結果 > チャート | ログ検索結果を棒グラフで表示し、棒グラフのバーをクリックするとそのバーのログ期間を再検索してログを確認できます。 |
ログ結果ダウンロード | ログ検索結果を任意のフォーマットでダウンロードできます。またクラッシュダンプデータのみ別途ダウンロードが可能です。 |
選択したフィールド | ログフィールドに応じて右側の結果テーブルカラムを変更できます。 追加ボタンを使用して他のフィールドを追加および削除できます。 |
ログ検索結果 > ログレコード | 検索したログの詳細内容が表示される部分です。表示されたログの各項目は、クリックして検索クエリーを変更できます。 |
ユーザーが設定した検索条件は、検索クエリー入力ウィンドウに反映され、頻繁に使用するクエリの場合はクエリ保存ボタンを使用して保存しておき、後で簡単に呼び出すことができます。保存したクエリは保存クエリリストで確認および管理が可能です。
[参考] データの長さが1,000,000文字を超えるフィールドを含むログは検索ができません。そのため、照会ができないログは問題が解決するまでログダウンロード機能を利用して照会をお願いします。
Android、iOS端末のクラッシュ情報は、Data & Analytics > Log & Crash Search > アプリクラッシュ検索で確認できます。
イシュー照会タブのエラータイプでCrashesを選択すると、イシューを確認できます。
イシュー照会タブのエラータイプでHandledを選択すると、handledイシューを確認できます。
項目 | 説明 |
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チャート | イシュー要約とクラッシュ発生件数をタイムラインチャートに表示します。 |
エラータイプ | システムで発生するCrashと、Exceptionブロックでユーザーが発生させるHandledに分類されます。 |
検索条件 | プラットフォーム - アプリプラットフォーム選択 状態–クラッシュイシュー処理状態 アプリバージョン - アプリのバージョン OSバージョン–OSのバージョン タグ–タグ 最小発生数–クラッシュ発生最小N件以上のクラッシュ照会フィルタ 例外の種類–例外の種類別最近フィルタ 位置–クラッシュ発生地点別照会フィルタ |
イシューリスト | イシューリストを表示します。右上のリストボックスを利用してソート順序を変更でき、リスト左側の選択ボックスからイシュー状態を変更できます。 |
リストでイシューをクリックすると、該当イシューの詳細情報を確認できます。
項目 | 説明 |
---|---|
状態 | イシュー状態を未解決、解決、再登録、完了などの状態に設定できます |
課題トラッカー設定 | GitHub、GitLabなど、外部の課題トラッカーを設定して、該当イシューを外部課題トラッカーに登録できます。 |
検索ページで表示 | クリックするとログ検索ページに移動します |
タグ | タグを追加したり、追加されたタグを変更、削除できます。 |
スタック追跡 | クラッシュが発生した例外の種類、例外の原因およびスタックトレース情報を表示します。 |
エラーインスタンス | エラーインスタンスリストを表示します。 |
ユーザー | イシューを発生させたユーザーリストを表示します。 |
意見とヒストリー | 該当イシューに対してコメントを作成でき、プロジェクト構成メンバーが作成したコメントリストを表示します。該当イシューに対する管理履歴(状態変更、タグ追加、コメント作成など)をタイムラインで表示します。 |
|ヒストリーグラフ| イシュー発生件数をタイムラインチャートとワールドマップで表示します。| |マトリックス情報| ネットワーク、OSバージョン、デバイス、サービスプロバイダー、国情報を表示します。|
項目 | 説明 |
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時間条件 | 統計時間条件を設定できます。 |
検索条件 | エラータイプ - Crashes / Handled選択 プラットフォーム - アプリプラットフォーム選択 |
トレンドグラフ | さまざまなトレンドグラフを見ることができます。 - クラッシュ数 - クラッシュが発生した端末 - OSバージョン別イシュー - 端末別イシュー - 国別イシュー |
項目 | 説明 |
---|---|
時間条件 | 統計時間条件を設定できます。 |
照会オプション | 検索件数を調整できます。 |
検索条件 | 指標タイプ - 現在「アプリクラッシュ推移」のみ提供 プラットフォーム - アプリプラットフォーム選択 統計時間単位 - グラフ指標の時間単位選択(日間 / 週間) |
クラッシュグラフ | 検索期間内のクラッシュ発生数を表示します。 |
クラッシュ指標 | 検索期間内のアプリバージョン別セッション数/クラッシュ数/発生率(%)/前の期間のクラッシュ数/増加率(%)情報を提供します。 |
ユーザー別クラッシュ発生情報を提供します。
項目 | 説明 |
---|---|
時間条件 | 統計時間条件を設定できます。 |
検索条件 | エラータイプ - システムで発生させるCrash統計とExceptionブロックでユーザーが発生させるHandledに区分 プラットフォーム - アプリプラットフォーム アプリバージョン - アプリバージョン ユーザー - SDKでuser_idに指定したユーザーID 端末 - デバイス名 |
ユーザー情報 | アプリクラッシュユーザーの情報(デバイス、アプリバージョンなど)を表示します。 |
項目 | 説明 |
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時間条件 | 統計時間条件を設定できます。 |
検索条件 | エラータイプ - システムで発生させるCrash統計とExceptionブロックでユーザーが発生させるHandledに区分 プラットフォーム - アプリプラットフォーム アプリバージョン - アプリバージョン 国 - イシューが発生したユーザーの国 OSバージョン - イシューが発生したデバイスのOSバージョン |
クラッシュ別発生頻度円グラフ | クラッシュ別の発生頻度を表示します。 |
クラッシュ別発生頻度順位テーブル | クラッシュ別の発生頻度順位を表示します。 |
ログおよびクラッシュに対するアラーム設定およびアラーム送信履歴を確認できます。 Data & Analytics > Log & Crash Search > アラームをクリックします。
ログアラームに対するすべての機能を実行できるページです。
クラッシュログに対するアラームを別途設定する機能です。プラットフォーム(iOS、Android、Windows、WebGL)別にそれぞれ1つずつ登録できます。
アラーム設定方法は次のとおりです。
クラッシュログアラームが発生した履歴を照会します。
クラッシュが発生したユーザー比率がしきい値(%)以上の場合、指定されたユーザーの携帯電話またはメールにアラームを送信する機能を提供します。
アラーム設定方法は次のとおりです。
ユーザー基盤アラームが発生した履歴を照会します。
検索フィールド管理、課題トラッカー設定、シンボルファイル管理などのサービスに必要な設定を管理します。
Data & Analytics > Log & Crash Search > 設定をクリックします。
ログ検索時に使用される検索フィールドを照会する機能です。システムフィールドである基本フィールドリストの他に、ユーザー転送フィールドであるユーザー指定フィールド(カスタムフィールド)を確認できます。
課題トラッカーを設定すると、アプリクラッシュ検索 > イシュー照会タブでイシューリストをクリックした時に表示されるError Detailページで、該当エラーを課題トラッカーに登録して管理できます。
Symbolication fileが登録されていると、クラッシュログを確認できます。このメニューではSymbolication fileをアップロード、ダウンロードして削除できます。
[ファイル選択]をクリックして、シンボルファイルをアップロードします。
ログ保管期間を照会できます。
サービスごとにログを送信するかどうかを設定します。
ログ外部保管情報を設定します。
外部OBSにログを保管できます。
AWS S3 APIを利用して認証情報の登録および照会でアクセスキー(accessKey)と秘密鍵(secretKey)を取得します。
すべてのOBS情報を入力した後、保存をクリックします。
設定したOBSでログが保存されます。
Log & Crash Search SDKで送信した遅延時間とエラー率をタイムラインチャートとURLリスト、マップで表示します。
Data & Analytics > Log & Crash Search > ネットワークインサイトをクリックします。
項目 | 説明 |
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フィルタ条件 | - 最近:最近15分、60分、24時間、48時間の時間別照会フィルタ、ユーザー指定は開始/終了日を選択して照会(最大48時間) - アプリバージョン:アプリバージョン別照会フィルタ - OSバージョン: OSバージョン別照会フィルタ - デバイス:デバイス名を入力 - サービスプロバイダー:サービスプロバイダー名を入力 - 国家:国別照会フィルタ - URL: URL別照会フィルタ |
チャート | 遅延時間とエラー率がタイムラインチャートに表示されます。 現在のプラットフォーム ドロップダウンメニューでiOS、Android、WindowsおよびWebGLごとに設定できます。 |
URL | URL設定で追加したURLごとに遅延時間とエラー率を表示します。 |
項目 | 説明 |
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マップタイプ | マップタイプ:遅延時間およびエラー率のタイプを選択できます。 |
フィルタ条件 | - 最近:最近15分、60分、24時間、48時間の時間別照会フィルタ、ユーザー指定は開始/終了日を選択して照会(最大48時間) - アプリバージョン:アプリバージョン別照会フィルタ - OSバージョン: OSバージョン別照会フィルタ - デバイス:デバイス名を入力 - サービスプロバイダー:サービスプロバイダー名を入力 - 国家:国別照会フィルタ - URL: URL別照会フィルタ |
マップ | 遅延時間とエラー率をマップ上に表示します。 現在のプラットフォームドロップダウンメニューからiOS、Android、Windows、WebGLごとに設定できます。 |
項目 | 説明 |
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URL表 | 遅延時間とエラー率を測定するWebサイトURLリストを表示します。 右上の入力欄にURLを入力して追加できます。 削除する場合はリストをチェックした後、[選択項目を削除]をクリックすると選択した項目を削除できます。 |