データベースで実行されたクエリとInnoDBエンジンの状態を収集します。1秒に1回information_schema.processlist
の結果と、SHOW ENGINE INNODB STATUS
の結果を収集し、過去4日間のデータをコンソールの分析タブで照会できます。
[参考]収集されたデータは、内部バックアップストレージに保存され、別途課金されることはありません。
収集する項目は次のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
LogTime | 収集時刻 |
PID | プロセスID |
DB | 使用中のDB |
User | ユーザー |
Host | ユーザーが接続しているホスト名、IPアドレス |
Command | Thread実行中のコマンドタイプ(Sleep、Query、Quit、Killなど) |
State | Threadの状態(Starting、Rolling back、System lockなど) |
ExecTime | Threadが現在の状態を維持した時間(秒) |
Query | 実行中のクエリ |
InnoDB Status | InnoDBの状態情報 |
データベースで発生したSlow Queryを分析して結果を収集します。Perconaが提供するクエリ分析ツールであるpt-query-digestを使用して、1分に1回分析することで過去30日間のデータをコンソールの分析タブで照会できます。
[参考] DBインスタンスの修正画面でSlow Query分析機能を使用しないように設定できます。
収集する項目は次のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
Checksum | 抽象化されたクエリに対するChecksum |
Total ExecTime | 合計実行時間(秒) |
Avg ExecTime | 平均実行時間(秒) |
Max ExecTime | 最大実行時間(秒) |
Min ExecTime | 最小実行時間(秒) |
Query Count | 発生したクエリ数 |
Query | 類似したクエリ同士を結合できるように抽象化されたクエリ |
[注意] slow_query_logパラメータの値が0日の場合、Slow Queryログを残さず、分析結果も収集しません。 DBインスタンスの負荷が大きい場合、Slow Query分析が遅延することや分析結果が消失することがあります。