Network > NAT Gateway > コンソール使用ガイド
コンソールでNAT Gatewayサービスを使用する方法を説明します。
NATゲートウェイ
韓国(パンギョ)、韓国(ピョンチョン)リージョンにのみ提供する機能です。
NATゲートウェイの作成
以下の項目を設定してNATゲートウェイを作成します。
項目 |
説明 |
名前 |
NATゲートウェイ名を指定できます。 |
VPC |
NATゲートウェイを作成するVPCを指定します。 |
サブネット |
選択したVPCのサブネットの中にインターネットゲートウェイが接続されているルーティングテーブルに接続されたサブネットを指定します。条件を満たしていないサブネットではNATゲートウェイを作成できません。 |
Floating IP |
NATゲートウェイに割り当てるFloating IPを指定します。インターネットにアクセスするとき、このIPがソースIPに変換されます。 |
説明 |
NATゲートウェイの説明を追加できます。 |
- NATゲートウェイのVPC、サブネット、 Floating IPは変更できません。
- NATゲートウェイに設定されたFloating IPは接続を解除できません。 NATゲートウェイが削除されると動的に接続が解除されます。
- NATゲートウェイアドレスでインスタンスにアクセスできません。
- 外部からNATゲートウェイアドレスに接続を始めようとするトラフィックは遮断されます。
- 韓国(ピョンチョン)リージョンにはネットワークACLが適用されます。
- NATゲートウェイのQuotaは3個です。
ルート設定
- ルーティングテーブルで特定CIDRに対してNATゲートウェイをゲートウェイに指定するルートを設定すると、NATゲートウェイを使用します。
- NATゲートウェイをルートに設定したルーティングテーブルに接続されたインスタンスからルートに設定されたCIDRを宛先にする場合、パケットのソースIPがNATゲートウェイのFloating IPに変換されます。
- 1つのNATゲートウェイは、同じVPC内の複数のルーティングテーブルでゲートウェイに指定できます。
- NATゲートウェイ設定時、指定したサブネットと異なるサブネットに接続されたルーティングテーブルもNATゲートウェイをゲートウェイに指定できます。
- 1つのルーティングテーブルで宛先CIDRを区別して複数のNATゲートウェイをゲートウェイに指定できます。
- ルート設定でIP Prefix 0 (/0)ではないルート対象CIDRに対してNATゲートウェイをゲートウェイに設定すると、インスタンスにFloating IPが設定されていてもNATゲートウェイで通信されます。
ネットワークACL設定
韓国(ピョンチョン)リージョンでNATゲートウェイのVPCに対してネットワークACL設定を行う場合にNATゲートウェイにも適用されます。 ネットワークACL設定方法