新しいストレージを作成します。作成されたストレージはNFS(network file system、ネットワークファイルシステム)プロトコルを利用してインスタンスからアクセスできます。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 作成されるストレージの名前です。ストレージ名を利用してNFSアクセスパスを作成します。名前は100文字以内の英字と数字、一部記号('-', '_')のみ入力できます。 |
説明 | ストレージの説明です。 |
サイズ | 作成されるストレージのサイズです。最小300GBから最大10,000GBまで入力できます。 |
VPC | ストレージにアクセスするVPC(virtual private cloud、仮想プライベートクラウド)です。 |
サブネット | ストレージにアクセスするサブネットです。選択されたVPCのサブネットのみ選択できます。 |
アクセス制御リスト(ACL) | 読み取り、書き込み権限を許可するIPまたはIP帯域リストです。 |
スナップショット自動作成 | 毎日1回指定された時間に自動的に作成します。最大保存数に達すると、作成されたスナップショットのうち、最も古いスナップショットが自動的に削除されます。 |
スナップショット保存容量 | スナップショット容量の合計が設定したサイズを超える場合、すべてのスナップショットのうち最も古いスナップショットが削除されます。 |
[参考] 2023年3月現在、プロジェクトごとに使用可能なサブネットは合計3つに制限されます。サブネット数の限度を増やす場合はサポートにお問い合わせください。
NASストレージのサイズを変更します。ストレージの使用中にも拡張および縮小が可能です。
ストレージのアクセス制御リスト(ACL)設定を変更します。
スナップショット自動作成およびスナップショット保存容量の設定を変更します。
NASストレージを削除します。ストレージを削除する前に、まず接続されたインスタンスからマウント解除することを推奨します。
[注意] ストレージを削除すると、スナップショットを含むすべてのデータが削除されます。削除後にはデータを復元できません。
NASストレージのスナップショットをすぐに作成します。
ストレージをスナップショットが作成された時点に復元します。スナップショットを復元するにはサポートにお問い合わせください。
[注意] 復元すると、復元時点以降に作成されたスナップショットは自動的に削除されます。
指定されたスナップショットを削除します。一度削除されたスナップショットは復元できません。
NASストレージの複数の指標をグラフで確認します。確認したいストレージを選択した後、 モニタリングタブを選択します。
基本的な照会期間は最後の1時間で、照会期間フィルタで特定の期間を照会できます。モニタリング指標の説明は以下の表で確認できます。
指標 | 単位 | 説明 |
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ストレージ容量 | byte | ストレージの総容量と使用中の容量を表示します。 |
ストレージ使用率 | % | ストレージの総容量に対する使用中の容量をパーセンテージで表示します。 |
IOPS | OPS | ストレージの毎秒の演算数を表示します。 |
Latency | usec | ストレージの遅延時間を表示します。 |
スナップショット数 | - | ストレージのスナップショット数を表示します。 |
スナップショット容量 | byte | ストレージがスナップショットに使用している容量を表示します。 |
Inode | - | ストレージのinode数を表示します。 |
ストレージ状態 | - | ストレージの状態を表示します。 |
クライアント接続数 | - | ストレージに接続されたクライアント数を表示します。 |
作成されたストレージの接続情報を利用してインスタンスにマウントできます。ただし、マウントするインスタンスはストレージと同じサブネットに接続されている必要があります。
sudo apt-get install nfs-common rpcbind
sudo yum install nfs-utils rpcbind
sudo service rpcbind start
sudo mount -t nfs {nas source} {mount point}