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Android NDKクラッシュレポート
Androidアプリにネイティブライブラリーが含まれる場合、簡単なビルド設定でネイティブコードに対する全体スタック追跡と詳細なエラーレポートを利用できるようになります。
- NHN Cloud Crash Reporter for NDKは、NHN Cloud 0.21.0以上で使用可能です。
- NHN Cloud Crash Reporter for NDKは、NHN Cloud Loggerを通じてクラッシュログを送信します。
- NHN Cloud LoggerとNHN Cloud Crash Reporter for NDKライブラリーは、同一バージョンの使用を推奨します。
- NHN Cloud Crash Reporter for NDKは NHN Cloud Loggerの初期化時にクラッシュの検知を開始します。
- NHN Cloud Crash Reporter for NDKを使用するためには、r17c以上のNDKが必要です。
事前準備
- NHN Cloud Log & Crash事前準備
ライブラリー設定
- アプリレベルbuild.gradleで、依存性を追加します。
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
// ...
// Add the NHN Cloud Logger dependency
implementation 'com.nhncloud.android:nhncloud-logger:1.9.2'
// Add the NHN Cloud Crash Reporter for NDK dependency
implementation 'com.nhncloud.android:nhncloud-crash-reporter-ndk:1.9.2'
}
クラッシュ分析
- Nativeクラッシュが発生すると、ダンプ(.dmp)ファイルが生成されます。
- 生成されたダインプファイルを解析する過程を、Symbolicationといいます。
- 正確なスタック追跡のためには、必ずシンボルファイルをアップロードしてください。
- シンボルファイルがアップロードされたら、クラッシュ発生時にLog & Crash Searchのコンソールにおいて、分析されたクラッシュ情報を閲覧できます。
シンボルファイルのアップロード
- シンボルファイルはProjectの特定パスに {library name}.soというファイル名で作成されます。
- アップロードファイルの最大サイズは、500MBです。
- {library name}.soを {library name}.so.zipに圧縮して、[Log & Crash Search > 設定 > シンボルファイル]からアップロードします。
シンボルファイルのパス
- ndk-build : {PROJECT}/obj/local/{ANDROID_ABI} 配下に .soファイルが作成されます。
- cmake : {PROJECT}/build/intermediates/{VARIANTS}/obj/{ANDROID_ABI}配下の.soファイルが作成されます。