Safe Pauseは、サービスを停止せずに任意のゲームノードを一時中断(Pause)できる機能です。Safe Pauseの出発地ノードは、処理中だったすべてのユーザーとルームの情報を同じサービスを実行している到着地ノードにリアルタイムで転送(Transfer)します。 したがって、同じサービスのゲームノードが2つ以上存在しない場合、Safe Pauseを使用できません。
Safe Pauseの過程で転送を送信する側と受信する側は、下の図のようにそれぞれSAFE PAUSE状態とREADY(LOCK)状態になります。READY(LOCK)状態のノードは、該当Safe Pauseトランザクションが完了するまで、自由に状態を変更できません。 つまり、コンソール上でいかなる操作もできません。
Safe Pauseが完了すると、Safe Pause状態はPause状態に変わります。 当然、そのノードにはユーザーやルームが存在しないため、安全にシャットダウンできます。パッチや点検が必要な場合は、この時に行ってください。Ready(Lock)状態もSafe Pauseが完了すると同時にReady状態に切り替わり、コンソール上で操作が可能になります。
運営メニューを選択すると、Safe Pauseの基本画面が表示されます。この画面には、現在進行中のSafe Pauseに関連するノードのリストが表示されます。ノード選択をクリックすると、以下のようにSafe Pauseを実行するノードを選択するポップアップが開きます。
Safe Pauseの出発地ノードと到着地ノードをそれぞれ一つ以上チェックボックスをクリックして選択できます。このとき、処理中のユーザーとルームの数が少ないノードを到着先ノードとして選択するのが有利です。選択が完了したら、確認を押してSafe Pauseを登録します。まだ実行段階ではなく、登録段階であることに注意してください。
先に登録したSafe Pause関連ノードは次のようにSafe Pauseの基本画面に表示されます。間違って登録したノードがある場合は、リストの右側の-をクリックして削除できます。
全ての準備が完了したら、チェック実行をクリックしてSafe Pauseを開始できます。Safe Pauseが開始されると、次のようにサーバーメニューで進行中の状態をリアルタイムで確認できます。
Safe Pauseプロセスを通じて出発地ノードのユーザーとルームは到着地ノードに転送され、すべてのプロセスが完了した後、出発地ノードはすべて自動的にPAUSE状態になります。これでPAUSEされたノードは安全に終了できます。